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Channel: やっぱ吊りカブでしょ
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59年エンジンの腰下完成(^^)

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昨年の9月に開催されたカフェカブ九州の道中でクランクケースを破損させてしまった吊りカブ2号君・・・

破損したケースはアミーゴさんに補修して頂きましたが、今回は以前ヤフオクで落札した59年2万番台ジャンクエンジンのケースを使う事にしました。ちなみに元々積んでいたエンジンは、3号君から外した4万番台、2号君のフレーム番号は2万7千番台なので、フレーム番号に近いケースを使うことにしたわけです。

吊りカブ59年のシリンダーヘッドは、C100E-927278から厚いタイプからIN EX分割の薄いタイプに変更されます。

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上の画像は吊りカブ58~59年中期までのもので、左から58~59極初期→真ん中が59年のC100E-927277まで→右が927278からの分割タイプです。

推測ですが、左側クランクケースの形状も、この時期に変更になったのではないかと思います。

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違いが分かりますか?

今回は上の23229を使います。

早速組んでいきます。

貴重な59年初期の腰下の中身です。59年のクランクは面取りされてなく、C102のクランクウェイトに近い形状です。また、カウンターシャフトの受けがローラーになっているのも特徴です。

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ケースを被せ、

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ネジ類を締めてシフトドラムを固定します。

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タイミングギアを打ち込んでカムギアを取り付け。

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シフトスピンドルの取り付け。クラッチレバーの取り付け部分がセレーションでなく特殊な形をしてます。

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シフトドラムストッパーも形状が違います。OHCになってからこんな形に戻りますね。

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キックリターンスプリングの取り付け。

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プライマリードリブンギアの取り付け。59年中期?まで薄いです。

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クラッチのドライブギア。こちらも薄いです。

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オイルスルーも60年とは形状が異なります。カムプレートはアミーゴさんにお願いして後期の程度良好なものに入れ替えてあります。

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クラッチレバーとワッシャーを取り付け・・・

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お次はカバー側。各パーツも60年以降とは異なります。

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カバーを取り付けて腰下は概ね完成です。腰上はまだパーツが揃ってないので仮組みです(^_^;)。

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部屋に転がってる吊りカブのエンジン達と記念撮影(^^)。

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良い眺めです(^^)。吊りカブ三昧(笑)。

スプロケットを取り付けて

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シリンダーのガスケットとピストンを入れた状態で・・・

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車体に積みました(^^)。久々にエンジンが載りましたね~。

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あとは、腰上を組んで諸々パーツを取り付ければ完成かな。やはりバイクは乗ってナンボですから、早く直さなきゃ(^^)。

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