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C100E-9(59)前期エンジンの中身

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昨日に引き続き2号君エンジンのネタです。facebookの記事をほぼ丸写しが楽です(^_^;)。facebookのお友達の方は重複しますのでスルーして下さい(^_^;)。

異音の原因は特定出来ましたが、その他各部の状態もチェックしておきます。

パーツ一個一個のオイルやスラッジを拭きながら磨耗やガタを見ていきます。幸い、クランクケース破損による他のパーツへの影響はありませんでした。良かった(^^)。

しかしながら、クラッチ調整部分に一部不具合を発見しました。ボールリテーナーのボールのカシメが弱くボールが飛び出てしまうのと、

イメージ 1



アジャスティングフランジが変形していました。

イメージ 2



ここは組む前に修正したか覚えが有りません(^_^;)。この二箇所を修正すれば大丈夫かな。OH前に新品コンロッドとクランクピンで組んで頂いたクランクもバッチリです!

チェックしたついでに、各パーツを何となくエンジン内部での状態っぽく並べてみました。

イメージ 3

タイミングギア入れ忘れ(^_^;)。


このエンジンでオリジナルで無い部分は、バルブリフター2個とプッシュロッド2本のみです。後は全てオリジナルの59年前期型のパーツ(^^)。以降の60年吊りカブとは異なる初期パーツが満載です。


イメージ 4


イメージ 5


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クランクケースもかなり違います。

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イメージ 8



キックのストッパーが無かったりストレーナーを押さえるスプリングが3本だったり・・・他にも、実物を見れば60年と違う部分は多々あります。

 シリンダーヘッドは、59年前期から中期に採用された分割タイプです。

イメージ 9




1号君を含め、これだけオリジナル度の高いエンジンを全開走行させて壊すお馬鹿さんは、世の中で自分一人だけではないかと自負しております(笑)。

以上、59年のエンジンを壊した時しか掲載されない貴重な?ど~でも良いネタでした(^_^;)。


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